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媚薬は美薬-薔薇の香りが歴史に愛されたのはなぜ?

女性が選ぶ好きなアロマのナンバーワンがローズ・薔薇の香りです。

パルファムの世界では、バラ、ジャスミン、スズランを三大花香とされています。
ジャスミンの華やかな香りやスズランの爽やかな香り、どちらも素晴らしいですが、女性はやっぱり薔薇の香りがナンバーワンなのですね。

紀元前5000年、なんと7000年前のメソポタミア文明の頃のお墓から薔薇の花束の遺物が発見されました。7000年前にすでに薔薇は栽培され花束として高貴な人々に手向けられて来たことを示します。

古代ギリシャでは薔薇は愛と美の女神アフロディテを象徴する花とされています。

絶世の美女とされるクレオパトラが一番愛した花が薔薇です。

また、ローマ帝国の第5代皇帝・暴君ネロのバラ狂いは有名ですね。

マリー=アントワネットは花を愛した事で有名ですが、特にスミレや矢車菊と薔薇を好んでいました。

ナポレオンの皇妃ジョセフィーヌは素晴らしい温室で薔薇を育て、250種類の薔薇をマルメゾン城の庭に植えていました。
また後世の人々のためにと、集めたバラを植物画家ルドゥーテに描かせて記録に残し、人工交配を行うほど薔薇に夢中でした。

歴上の美女や皇帝はなぜこんなにも薔薇を愛したのでしょうか?

薔薇の多種多様の彩りや繊細な花びらなどはもちろんですが、その一番の理由はなんと言っても香りではないでしょうか?

ただいい香りがするというのではなく、香りが脳に直接働きかけるので薬効や美容はもちろん、媚薬としても効果があることを人は長い経験でわかっていたのではないでしょうか?

媚薬、と言うとびっくりするかもしれませんが香り成分の「ゲラニオール」や「ネロール」が脳に働きかけ刺激し女性ホルモンのバランスを整えます。

特に皮膚や粘膜の潤いに関係するエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌が促されるので、肌が艶やかになり瞳がうるみ男性を魅了するので媚薬と謳われたのかもしれません。

美のお薬、美薬と媚薬、美しく有りたいと思う気持ちを薔薇の香りがお手伝いしたのかもしれません。

そんな薔薇の香りを写し取った化粧水があるのをご存知でしょうか?
ダマスクローズの花弁をそのまま写し取ったローズウォーターがD'Roseローズウォーターです。

どこが違うのか?
まず贅沢にローズのアロマが溶け込んでいます。
そこが一番違います。

通常はローズ水部分とオイル部分を分けて販売するのですが、D'Roseローズウォーターは溶け込んだままお届けします。
そして100%天然の薔薇そのままですので飲むことも出来ます。

手にとってその馥郁たる香りをお楽しみ下さい。